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2008年3月10日 (月)

気象神社物語(18)

                        運輸に関する神社

                鉄道神社(1)

Railroad    鉄道と人情の町「東田端」

  安全祈願の鉄道神社      東田端まちネット(参照)

  

鉄道と気象は非常に縁が深く、鉄道は自然の過酷な気象条件の中でも運転しなければなりません。したがって、過去には強風や豪雨に伴う路盤崩壊等により大きな鉄道事故が数多くあります。

鉄道の輸送・線路・電気供給等災害に結びつく気象要素としては、「風」「雨」「雪・氷」「雷」「温度」「湿度」「霧」等があり、これらの気象の悪化に伴って災害が発生する可能性が高くなります。鉄道事業者は災害防止対策として運転規制や設備強化のための投資を積極的に推進していると聞いております。

鉄道の安全輸送のためには気象庁と鉄道事業者間では昭和9年の室戸台風を契機に連絡会を通して鉄道気象通報業務が行われ、気象台から諸現象の情報が通報され、鉄道事業者は災害防止のために努力されております。

しかし、厳しい自然の中を各設備が正常に機能し維持管理されていなければなりません。自然現象を事前に把握したうえで運転しなければ事故につながります。

近年を振り返ってみましても、強風・豪雨・雪害・塩害・地震等による自然災害の鉄道事故が目立っています。

万全な防災対策や気象・地震の情報を確実に把握し、最大限防ぐために努力しても、鉄道災害は忘れた頃にやってくると言われています。

平成2年頃、東京駅前の旧国鉄本社ビル勤務の友人に会った時、ビル8階屋上の一角に「鉄道神社」があり参拝させて頂きました。友人の国鉄職員から聞きましたところ、鉄道の安全輸送のために各指令を出す指令所(保線・輸送・電力等)の職員の方々が良く参拝されると聞きました。この神社は平成13年に、JR東日本東京地域本社(北区東田端)に移設されています。

設備面での設計基準の見直しや運転規制をしても自然災害を制御できることは出来ません。このため、各指令の担当者は災害が起こらないように精神的なよりどころが必要であり、豪雨・強風・雷など大規模災害が起こりやすい時、特に,気象が基準値を超え悪化した場合は鉄道神社の神の力をよりどころにしたのだろうか。

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