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2008年6月25日 (水)

気象神社物語(27)

 「風の神」の威厳も崩れない! 

      いつでも「気象神社Web」 参拝を

  千葉県犬報崎沖 カツオ漁船転覆重大海難事故「三角波」?

    波は下記の天気情報が一番詳しい情報です

   Yahoo Livedoor

      「yahoo天気情報」(釣り)              「livedoor天気情報」(波情報)

 平成20年6月23日午後1時半頃千葉県犬吠崎の東350kmの海上で、第58寿和丸135トンが転覆し17名が死亡や行方不明となっている。カツオ漁船は横波を受けて転覆した。

 気象神社物語(25)海神社(その4)"的確な気象判断がイカ釣り漁船の大災害を救った"に記したが、重大海難事件の犯人は低気圧や前線に伴う高波と黒潮流域である。

海洋学者は複数方向から波がぶつかって出来る「三角波」が発生した可能性が高いと言っている。

海の波ほど刻々とその表情を変えるものはない。瀬戸内海のさざなみ、玄界灘の規則正しい縞模様のうねり、冬の日本海の黒く荒れ狂う白波や波の華、それぞれ印象に焼きついて思い出で深い。

さて、高い波の記録として船舶波浪計で測定された高波としては昭和43年3月17日イギリスの定点観測船が測定した20メートルがある。目視観測では信頼できる最大では昭和8年2月7日アメリカ海軍(オイルタンカー・ランポ号)北太平洋34メートルがある。8階建てビルに匹敵する山のような波であろう。

現在、インターネットの「YAHOO天気情報(釣り)」と「livedoor天気情報」(波情報)では、それぞれ波向き・波の周期・海上の風向風速を60時間から72時間先まで6時間毎予測し、アニメーションで表示している無料情報が最も詳しい情報で大変好評である。

時間の変化予想は漁船にとって保安と操業の両面で必要であり、海難防止と能率向上に役立てて頂けることでしょう。

しかし、これらの予想図の中では表現できない局地的な現象や今回の「三角波」などは忘れないで注意したい。特に、関東沖の黒潮流域は、今回のような原因不明な高波現象が多発している海域で、波形はどれほど鋭く尖っていたかは不明ですが波形の勾配もかなりあつたのではと推測する。特に今回のように低気圧や寒冷前線通過時や季節風の吹き荒れる時の黒潮流軸を避けて、低水温域に移動することが望ましかったと考える。

こうして見ると、風は昔から恐れられているが今回もこの一面は忘れておらず、風の神の威厳もなかなか崩れそうもないので、船に乗るときに最寄の神社へ立ち寄れない際は手軽に「気象神社Webのライブ画像で「気象神社」に祈願することをお勧めする。

   (「魚業と気象」第50号 参考)

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