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2008年7月 9日 (水)

気象神社物語(28)

  熱中症予防の取り組み紹介 熱中症を防ごう!

 

Photo_3 熊谷市 

なるほど!熊谷:あっぱれ!熊谷流 http://wbgt-jwa.on.arena.ne.jp/kumagaya/

                                

 日本では平成7年頃から熱中症患者が増加し死亡率も増えて、東京都をはじめ全国的に熱中症が多発しました。都市部ではヒートアイランドが進行して気温が上昇傾向になっています。加えて高齢化の進行も不安材料で、今後社会問題になりつつあります。平成8年に厚生労働省は各都道府県に熱中症の予防対策の適切な実施の指導を徹底するよう各都道府県に通知しています。

私はスポーツ中に熱中症なり倒れて、全身痙攣と心臓の鼓動が早くなり、救急車で運ばれる途中は失神するなど大変な状況となりました。

このようなことや社会情勢もあり、熱中症は気象各要素の予測値と熱中症患者の統計値を解析すれば予防情報を提供できるのではと考え、財団法人日本気象協会に調査解析をお願いし、東京都から熱中症関連の資料と各気象要素で客観的統計手法を用いて熱中症予防情報の開発を行いました。平成15年梅雨明けから今日・明日の全国各主要都市の熱中症予防情報を日本ではじめて日本気象協会が発表しました。

また、平成177月に厚生労働省は「熱中症の予防対策における暑熱指標WBGT の活用について」環境省やスポーツ団体通知され、暑熱環境リスク評価の有効手段としてWBGT値を採用することを指導しました。

日本ではじめて、熱中症予防情報を開発した日本気象協会は平成17年度から全国市町村ごとの予防情報を1時間ごと48時間先まで、また、1週間先までの精度の高い予防情報をテレビ・ラジオ、インターネット、携帯電話に提供し、炎天下で活動するに人におおいに役立っています。

更に、自治体の中には独自の判断基準に基づいて条例を作り、住民の健康を守るところも出てきました。また、熊谷市では今年から学校単位で気温や熱中症の観測をして予防情報をメールでも発信し、市ぐるみで防ごうという試みを始めました。

 そこで、日常生活、労働、スポーツ時など条件に応じた予防基準を細かく策定し、日本全国の熱中症に関する気象条件を監視し、リスク判定を行うためのきめ細かな注意を喚起する枠組みを整備することがこれから求められています。

 *今年の夏は昨年熊谷市が記録した国内最高気温40.9度を突破するか?

  *熱中症患の疑いある時は首筋を冷やすこと。

   *暑い心配時は「気象神社Web」に参拝しましょう。

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