気象神社物語(39)
「山の神様」
山の神様」、「火の神様」、「田や養蚕の神様」の祠は村や集落ごとにあり、八十八夜には春の祭事を行うところが北関東から甲信地方にかけ、現在も多く残っています。
「山の神様」の祠は山裾に鳥居と石造りの祠があり、山を支配する神として全国的に、春は盛大に祭りが行われます。
農家の人々は冬は山で木を切り、炭焼きや薪取りの仕事場が安全であったことに感謝し、 また、山は水源として生活に必要な水や米を作る水を供給しくれることや秋の収穫の米・野菜の豊作をお祈ります。神様のお供え物は、繭玉の形をした団子や米を供えて、お祝いする信仰心は信州では今日も続けられています。
立春から88日目は5月2日、3日で春の連休とも重なり、農家では種まき、茶摘など忙しくなる時期の前で、「山の神様」「農業の神様」「火の神様」も同時に祭事を行い、災害悪毒を断ち切り、農業の収穫など諸願をお祈りします。
また、通説ではありますが「八十八夜の別れ霜」とも言われ、この季節の終霜で、これ以後、霜は降りないとされています。
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